単語帳 †
契絆想界詩 単語帳
文字生成機 †
http://www.genomirai.com/WorldSettingDocument/language/
<サンプル文字列>
上の文字生成機のフォームにぶち込むと、手っ取り早くどんな文字か見られます。
ahih=mou-i; iyon ahih=kuu-n; koh ahih=bou-ran-iz;
koh ahih=bou-ran-i;
iyon ahih=og-uii!
ih-du syou-chee-n ta-bou nh ru-ray ahih=og-an-ea!
ahih=youi men-du pak-kan tai-gen;
ih-du syou-chee-n ta-bou nh ru-ray ahih=bi-rei nu og-an-ea!
ih-du syou-chee-n, rya-han-re-du due-nr, whai iz jang ahih=og-nu-ea N waw ahih W coa-dou ah=a-zi-sa-i fei-feu-ui;
3.1415926535897
どんな言語なの? †
漢字のような言語です †
見れば一目瞭然です。
例えば、以下のようになります。
いー どぅ しょうちぃ たーぼう ぬ るーれい あいおがねあ
このように、1文字に対して「フェイ」とか「ラー」などの読みがつく、漢字的な言語です。
この文章は以下のような意味になります。
私を助けてくれたター坊やルウレイさんが、どうか死にませんようにっ……!
単語ごとの直訳は以下の通りです。
このように、日本語と同じ並びでの意味になります。
「死なないで」の部分が微妙に難しそうに見えますが、これは後で説明します。
これらは、ジェノム達の公用語として使われている言語です。
ゲームの時代である現代でも、ジェノム達はこの言葉を使って会話しています。
ところで、ジェノム達と普通の人間は少し身体(精神)の性質が違います。
それ故に、人間には少々理解が難しいかもしれない「自分という存在の表現方法」があります。
その特殊性とは、「自分」というくくりが状況によって変化する、という事です。
人間の場合、「自分」もしくは「私」と言った場合、それは自分自身という1つの状態でしかありません。
ですがジェノムの場合、人間と同じ意味の自分以外に、自分と宿主(人間)=自分という時、自分と他のジェノムを一緒くたに自分という時などがあります。
これはジェノムが「同調」や「完全同調」「チェイン」と言った、いわば合体を行える存在であるため、その都度自分の定義が変わるのです。
上図のように、自分の現在の状況によって、使う「私」という単語が変わります。
ジェノムが自身の事を言うには「ah(あー)」で、人間が自身を言うときは「ih(いー)」です。
人間とジェノムが同調すると「ahih(あい)」となり、精神的に繋がっている二人は一人、という感じになります。
完全同調以降になると、また「ah(あー)」に戻ります。これは、本当に正真正銘一体化したからですが、実はもっと深い意味もあります。
また、図説はしていませんが、ジェノム同士がチェイン(ジェノム同士で精神的に一体化)している状態では、
「私」は「ahih-cyen(同調中)」「ah-cyen(完全同調以上)」となります。
このように、自身の表現によって、現在ジェノムがどのような状況にあるかがわかるのです。
基本的な文法 †
文法の特徴 †
この言語の文法を理解するのには、以下の一点を注意すれば後は簡単です。
全ての文章は、【A】(想言)は【B】(導言)。という形式になっている。
この時の【B】(導言)が、この言語の肝です。
【B】を【B】たらしめる「活用」こそが、この言語の【A】と【B】を明示的に分解します。
具体的に、例文を訳してみましょう。
A)私は思う
ahih=mou-i;
B)貴方は軽くなった
iyon ahih=kuu-n;
C)これはペンだ
koh ahih=bou-ran-iz;
D)貴様は死ね!
iyon ahih=og-uii!
E)私を助けてくれたター坊やルウレイさんが、どうか死にませんように……っ!
ih-du syou-chee-n ta-bou nh ru-ray ahih=og-an-ea!
F)私は奇妙なお面を被った虎である
ahih=youi men-du pak-kan tai-gen;
G)私を助けてくれたター坊やルウレイさんが、どうかバーストで死にませんように……っ!
ih-du syou-chee-n ta-bou nh ru-ray ahih=bi-rei nu og-an-ea!
主体語と活用 †
この言語には「動詞」「形容詞」「形容動詞」などという単語はありません。
全ては「主体語」と定義され、その「主体語」には「動・形容詞的主体語」と「名詞的主体語」が存在するという感じになります。
主体語とは、簡単に言えば「動詞」「形容詞」であったり、「○○です」で終わる文章の○○(名詞)であったりの部分です。
主体語は、通常の名詞単語に対して「活用」する事によって定義されます。
この辺りは日本語を想定すると分かりやすいです。
「死」を動詞にすると「死ぬ」、「食」を動詞にすると「食べる」という感じで、「名詞+文字=動詞」になっています。
「軽」を形容詞にすると「軽い」という感じで、形容詞にもなっています。
ただ、同じ「死」を使っても、動詞的に活用すれば「死んだ」であるし、あくまで名詞で使えば「死であった」となるわけですが、
前者を「動詞的主体語」、後者を「名詞的主体語」といいます。
日本語の場合はもう少し複雑ですが、この言語ではもう少し単純に分かりやすく「名詞+活用=主体語」のみとなります。
この言語では、これらについて活用形が変化します。
では実際に活用形を見てみましょう。
この文法では、以下のような活用があります。
動・形容詞的活用と名詞的活用の表 †
動・形容詞的 活用(能動) | 読み | 動・形容詞的 活用(受動) | 読み | 名詞的 活用 | 読み | 活用形 | T軸 | 意味 | 設定 |
-i | い | -ir | いる | -iz | いず | 一般形 | 現在 | ~です。 | 3次元(TI軸一致) |
-a | あ | -ar | ある | -az | あず | 未来 | ~でしょう。~の予定です。 | 4次元(T軸)+方向遷移 |
-n | ん | -nr | んる | -nz | んず | 過去 | ~でした。 | 4次元(T軸)-方向遷移 |
-iu | いう | -iur | いうる | -iuz | いうず | 仮定形 | 現在 | もし~なら。(選択) | 5~6次元(I-C軸)全方向遷移 |
-ea | えあ | -ear | えある | -eaz | えあず | 未来 | ~でありますように。~したい。(願望) | 4次元+遷移&5~6次元(I-C軸)全方向遷移 |
-on | おん | -onr | おんる | -onz | おんず | 過去 | ~だったら良かったのに。(後悔) | 4次元-遷移&5~6次元(I-C軸)全方向遷移 |
-uii | うぃー | -uiir | うぃーる | -uiiz | うぃーず | 断定形 | 現在 | 今~しなさい。 | 3次元(TI軸一致) |
-uia | うぃあ | -uiar | うぃある | -uiaz | うぃあず | 未来 | ~しなければならない。 | 4次元+遷移&5~6次元(I-C軸)一点遷移 |
-uin | うぃん | -uinr | うぃんる | -uinz | うぃんず | 過去 | ~しなければならなかった。 | 4次元-遷移&5~6次元(I-C軸)一点遷移 |
主体語の活用例 †
上のサンプルで具体的に説明していきましょう。
A)では「思う」が「mou(想い)+i(一般現在形)」で「mou-i(思う=動詞的主体語)」になっています。
B)は「軽くなった」が「kuu(軽い)+n(一般過去形)」で「kuu-n(軽くなった=形容詞的主体語)」になっています。
C)は「ペン」が「bou-ran」であり、名詞的主体語の一般現在形で「bou-ran-iz(ぼうらにず)」になります。
D)は「死」が「og(死)+uii(現在断定形)」で「og-uii(死ななければならない=死ね)」になっています。
E)では「syou-chee(救助)」に過去形で「syou-chee-n」、「og(死)-an(否定)-ea(仮定未来形)」で「og-an-ea(死にませんように)」です。
想言について †
想言は、上記例で赤い文字の部分です。
「想いを募らせる対象」を指すため、「想言」と言われます。
文章としての想言には、特にガッチリとした文法はありません。
基本は日本語と似ており、意味が通ればOK的な所が強いです。
想言は、一単語で終わってしまうものから、長大な文章の形を取るものまで様々です。
単語で終わるものは、上記例のB)~D)を見れば明らかだと思いますので、
ここでは文章について述べたいと思います。
文章としての想言 †
文章としての想言などと言っていますが、いわゆる基本の文型です。
上のE)を例にとってみましょう。
私を助けてくれたター坊やルウレイさん
ih-du syou-chee-n ta-bou nh ru-ray
上の日本語訳は、まんまこの言語の並びになっています。
「私」「を」「助けてくれた」「ター坊」「と」「ルウレイ」
「ih(私)」「du(~を)」「syou-chee-n(助けてくれた)」「ta-bou(ター坊)」「nh(と)」「ru-ray(ルウレイ)」
この文章には「助けてくれた」という主体語が入っていますが、想言には主体語は入っていてもいなくてもどちらでも良いです。
導言について †
次に導言です。こちらは色々と決まり事があります。
(青い部分)を注意してみてください。
○○=△△
となっています。これが「導言の定義」とも言うべきものです。
すなわち、「=」がつき始めたら導言(「○は△」の△部分)に入った、と思ってください。
この「=」は「導言活用」というもので、以下のような文法になっています。
[想いのソース] = [想いそのもの]
[想いのソース]とは、「誰がこの事について考えているか(思っているか)」を示すものです。
この世界では「想いの強さ」がエネルギーになりますから、それを「誰が発しているか」は、とても重要な要素です。
通常ここには「(現在の状態の)私」が入ります。上の例文A~Gは全て「ahih」になっていますが、これは「同調中のジェノムと人間=私」の状態です。
ですから厳密な訳をすると「私である同調中の「ジェノムと人間」は、二人とも○○と思っている」という感じになります。
希に、自分以外のソースが入ることがあります。例えば「n=○○」で「神は○○と思っている」となります(神という単語は「n」です)。
ただしこれはかなり特殊な使い方で、常人では使いません。憑依されているなど、自分だけど自分ではない状態の時です。
ちゃんと自我があって「神は○○とお考えである」等と言う場合は、「神は」を想言として「ahih=○○」という導言となります。
[想いそのもの]とは、まさに「何を考えているか」です。
例えば「助けて!」とか「死んで欲しい」とか、「病気を治して!」とか、いわゆる「想い」です。
この世界ではこの「想い」こそが、最大のエネルギーであり、いわゆる魔法の源になります(それ故に「導」言なのです)。
「想いそのもの」は、単純なものなら一単語で、複雑なものなら文章で、表現できます。
この説明からもお分かり頂けるように、導言の[想いそのもの]には、主体語が必須です。
「主体語=想いの源」です。想言は想いの対象でしたから、必ずしも主体語は必要有りませんでしたが、導言は「想いの力の源」ですから、必ず主体語が必要です。
導言の例文 †
具体例を出していった方が、より理解が深まると思います。ここでは幾つかの具体例によって説明していきます。
ahih=mou-i(思う)
「mou-i(もうい)」は「思う」です。
この場合、「思う(と私(同調中)は想う)」となります。
ahih=kuu-n(軽かった)
「kuu(くぅ)」は「軽い」です。
最後の「-n」は、動詞活用の「n」で一般過去形です。
故に「軽かった」になります。なので「軽かった(と私(同調中)は想う)」となります。
ahih=og-an-ea(死にませんように)
「og(おぐ)」は「死」です。
「-an」がついていますが、これは否定の助詞ですから「死なない」となります。
そして更にその後ろに「-ea」があります。「ea」は仮定未来形ですから「死にませんように」となります。
ですから「死にませんように(と私(同調中)は想う)」となります。
ahih=bi-rei nu og-an-ea(バーストで死にませんように)
更に応用です。「bi-rei(びーれい)」は「バースト」です。
中の「想いそのもの」が文章になっています。
文章は「bi-rei(バースト) nu(~で) og-an(死なない)」となりますので、「バーストで死にませんように(と私(同調中)は想う)」となります。
全体的な文法について †
想言と導言を組み合わせて作る文法で、以下の特殊な事例について1つずつ説明していきます。
疑問文 †
疑問文は、文章の頭に「iuz(いぅず=ゆず)」を付けます。
iuz koh ahih=bou-ran-iz?
これはペンですか?
もし~なら(仮定文) †
仮定文は、想言と導言の組み合わせの応用によって成り立ちます。
もし「想言」なら「導言」
この時、想言の頭につける「もし」は「iaz(いぁず=やず)」です。
例文を以下に示します。
iaz ih og-nu-ir ih=iyon-du og-i;
もし私が死ななければ、貴方を殺す。
詩魔法文法 †
今までは、単に会話をするだけの文法を説明してきました。
ここからは、詩魔法的文法によって、実際に魔法を発動するプロセスの説明をします。
この世界の魔法は「想い」を「力」に変える形で発動します。
もっと厳密に言えば、生体エネルギーを物質エネルギーに変換します。
そして、ラシェーラ人にとって「生体エネルギー」は人間のものであり、想いを紡いだり感情を爆発させたりするのも人間、
しかし、「エネルギーを物質エネルギーに変換」するのはジェノムです。
具体的に表にすると、以下のような要素によって形成されます。
順番 | 当事者 | 言 | 説明 |
1 | 人間 | 陰想言(想いの語り) | いわゆる語り部分。この語りが、陰導言の力になり、契約言とのかけ算で陽導言に渡される。 |
2 | 人間 | 陰導言(感情動詞) | 想いの動詞。「直って」「助けて」「殺して」「死なないで」など。基本はWISH形。 |
3 | 双方 | 契約言 | パワーソース:陰陽の五行。火水木金土。「神(n)」+「五行」 ヒュムネソース:ジェノムとの繋がりを示す言葉。「詩人称」+「契(w)」+「精神レベル」 |
4 | ジェノム | 陽想言(意志の語り) | 「こうなって欲しい」という事を具体的に。 |
5 | ジェノム | 陽導言(物理動詞) | 実行の動詞。「爆発しろ」「育て」「護れ」「煮ろ」など。基本は命令形。 |
ここで、精神波(H波)を陰、物質波(D波)を陽と位置づけて、陰から陽へと移り変わっていく感じの表現になっています。
このように、この世界の魔法は「人間が想いを募り、ジェノムがその想いを受け取って力に変える」のです。
契約言 †
「想言」「導言」に関しては通常の文法でお話ししましたので、後、謎なのは「契約言」です。
契約言とは、人間(宿主)とジェノムによる「エネルギー取引契約」です。(もっと厳密に言えば、「個人情報公開に関する覚書」も含みます;)
契約言を会話的に書くと、以下のようになります。
ジェノム「貴方の陰言は精神深さLV4から発せられていたので、その辺りの想いを共有させてもらうよ」
ジェノム「ふむふむ、共感した! そういう事なら「Tz」波に変換して、今から言う陽言の事象を起こすね!」
これを実際の文法にすると、以下のようになります。
N fei ahih W coa-dou
実際の文字を使った表記では、上線が引いてある部分(緑色の文字の部分)と、下線が引いてある部分(ピンク色の部分)があります。
上線部分は「パワーソース」と言い、下線部分は「ヒュムネソース」と言います。
パワーソース †
「パワーソース」は、ジェノムがこの世界の波動とコミュニケーションを取り、その波形を操作するものです。
必ず「N」で始まり、その後に「五行表現」という単語が続きます。
波動 | 五行 | 単語 | 読み | エネルギーの意味 |
Tz | 日 | fei | ふぇい | 太陽エネルギー |
H | 水 | waw | わう | 精神エネルギー |
U | 木 | woo | うー | 共鳴エネルギー |
R | 金 | iyan | やん | 時空間形成エネルギー |
D | 土 | mud | むー | 物質エネルギー |
これらの力の中で、現在組み立てている詩魔法に使う力を1つだけ選びます。
ここで、1契約に1つしか使えないので、様々なパワーソースを使う、大がかりで複雑な詩魔法は、幾つもの文章によって、何度も人間から生体エネルギーをもらうことになります。
例えば、「ファイアボール」のような単純なものであれば「fei(太陽エネルギー)」だけで作ることが出来るので、1文章で完結できますが、
何かを瞬間移動させたり、植物を育てるような複雑なものになると「iyan」「mud」「fei」などを組み合わせねばならず、1文で1パワーなので、幾つもの文章が必要になります。
具体的な事例を如何に示します。
<町を宇宙線から護る傘となる大樹を生み出す詩魔法>
一人で心細かった私を助けてくれた街の人達 → mudで大樹の源(種)を形成
とても暖かい心を持って私に接してくれた → feiで大樹に宇宙線をガードする力を付与
そんな素敵なこの街が、この人達が、今宇宙線によって廃墟になろうとしている → wooでチェインしたシェルノトロンやみんなの想いを束にして
だからお願い、この人達がこれからも幸せに暮らせるように → iyanでその想いによって成長時間を極端に短くして
どうか、お願い…この街を護って!! → mudで栄養を与えて育てる、花を咲かせる。
ヒュムネソース †
「ヒュムネソース」は、ジェノムが宿主の力を使う際に、「どの精神階層から持ってくるのか」を同意するものです。
精神階層は深くなればなるほど無意識となり、自分自身にもコントロールが効かなくなります。が、深層ほど単位想いあたりのエネルギーは強大です。
ですが、深い精神階層を他人にさらけ出すのはとても勇気のいる事で、それはパートナーのジェノムに対しても同じ事です。
実際はレベル6くらいの感情を募らせていても、ジェノムに対してレベル6をさらけ出すほど絆が強くない場合、弱くなりますが、最大限見せられる階層から力を持ってきます。
その「お互いに同意した階層」を、ここで宣言します。
この宣言は「同意した対象者+W+精神階層表現」となります。
「同意した対象者」は、自分とジェノムの事です。ですから同調時には「ahih」となり、完全同調以上であれば「ah」となります。
精神階層表現は、精神階層レベル1~レベル8までのいずれかになります。それぞれの階層は、以下のような単語になります。
精神階層 | 英名 | 単語 | 読み | 非同調 | 同調 | 完全同調 | 一心同体 |
1 | AHANP | an-pu | あんぷう | ● | ● | ● | ● |
2 | KECI | ke-cyei | けいしぇい | × | ● | ● | ● |
3 | ASTLAL | a-to-rai | あとらい | × | ● | ● | ● |
4 | CHOAD | coa-dou | こあどぅ | × | ● | ● | ● |
5 | COSAL | co-za | こーざ | × | × | ● | ● |
6 | MENTAR | men-tao | めんたお | × | × | ● | ● |
7 | EHTEL | ei-tao | えいたお | × | × | ● | ● |
8 | HCIN | shin | しん | × | × | × | ● |
また、上記表からもわかるように、絆の深さにかかわらず、現在の同調状態によって、精神階層のアクセス限界があります。
より強い想いを導くためには、より強力な同調をしなければならない事が判ります。
【コラム】深い想いと浅い想い †
「深い想い」とは、「心底そう思っている」ものであったり、「必死で(無心に)そうしようとしている」ことであったりです。
すなわち、理屈ではなくて、頭で考えているものでもなく、とにかく想いの根源に忠実なもの、という感じです。
逆に、あまり感情が入っていなかったり、単に知識だけで考えているものは、「浅い想い」になります。
故に、例えば愛する人が死にかけているときに、本当に愛していればもの凄く深い所がヒュムネソースとなります。
同じく誰かが死にかけているとき、それが他人であれば、仕方有りませんが浅いところがヒュムネソースとなります。
そのパワー差には恐るべきものがあります。
実際の表記法 †
それでは、この「契約言」を含めて文章を1つ作ってみましょう。
陰言:私を助けてくれた、ご飯くれた、優しいみんな、絶対に死なせない!
契約言:大いなるワウの力よ、コアドゥに生まれたこの想いで
陽言:紫陽花よ育て!
仮に、一文で直訳すると、以下のようになります。
「私を助けてくれた、ご飯くれた、優しいみんな」 を 「絶対死なないで」 は 「水」 によって 「私達」 が 「精神レベル4の共有」 で 「育て」 る。
各種定義 †
【想言・導言】動・形容詞的活用と名詞的活用の表 †
動・形容詞的 活用(能動) | 読み | 動・形容詞的 活用(受動) | 読み | 名詞的 活用 | 読み | 活用形 | T軸 | 意味 | 設定 |
-i | い | -ir | いる | -iz | いず | 一般形 | 現在 | ~です。 | 3次元(TI軸一致) |
-a | あ | -ar | ある | -az | あず | 未来 | ~でしょう。~の予定です。 | 4次元(T軸)+方向遷移 |
-n | ん | -nr | んる | -nz | んず | 過去 | ~でした。 | 4次元(T軸)-方向遷移 |
-iu | いう | -iur | いうる | -iuz | いうず | 仮定形 | 現在 | もし~なら。(選択) | 5~6次元(I-C軸)全方向遷移 |
-ea | えあ | -ear | えある | -eaz | えあず | 未来 | ~でありますように。~したい。(願望) | 4次元+遷移&5~6次元(I-C軸)全方向遷移 |
-on | おん | -onr | おんる | -onz | おんず | 過去 | ~だったら良かったのに。(後悔) | 4次元-遷移&5~6次元(I-C軸)全方向遷移 |
-uii | うぃー | -uiir | うぃーる | -uiiz | うぃーず | 断定形 | 現在 | 今~しなさい。 | 3次元(TI軸一致) |
-uia | うぃあ | -uiar | うぃある | -uiaz | うぃあず | 未来 | ~しなければならない。 | 4次元+遷移&5~6次元(I-C軸)一点遷移 |
-uin | うぃん | -uinr | うぃんる | -uinz | うぃんず | 過去 | ~しなければならなかった。 | 4次元-遷移&5~6次元(I-C軸)一点遷移 |
※日本語的に活用しないものは、無理に活用する必要はありません。
【想言・導言】目的語・助詞 †
単語 | 読み | 意味 |
○○-du | どぅ | ○○を~ |
○○-re | れ | ○○に~ |
○○-ne | ね | ○○の~、○○な~ |
○○-ny | にぃ | ○○へ~、○○に~ |
○○-nu | にゅ | ○○で~、○○によって~、○○から~ |
○○-nm | んむ | ○○より~(不等号) |
nil | にる | ~か~ |
nh | ぬ | ~と~ |
○○-mu | むー | ○○も~ |
○○-eq | えく | ○○が~ |
○○-an | あん | ○○ではない(否定) |
○○-agu | あぐ | ○○(強否定) |
○○-ric | りく | ○○であると~ |
○○-ruc | るく | ○○であるが~ |
【契約言】五行表現 †
波動 | 五行 | 単語 | 読み | エネルギーの意味 |
Tz | 日 | fei | ふぇい | 太陽エネルギー |
H | 水 | waw | わう | 精神エネルギー |
U | 木 | woo | うー | 共鳴エネルギー |
R | 金 | iyan | やん | 時空間形成エネルギー |
D | 土 | mud | むー | 物質エネルギー |
【契約言】精神階層表現 †
精神階層 | 英名 | 単語 | 読み | 非同調 | 同調 | 完全同調 | 一心同体 |
1 | AHANP | an-pu | あんぷう | ● | ● | ● | ● |
2 | KECI | ke-cyei | けいしぇい | × | ● | ● | ● |
3 | ASTLAL | a-to-rai | あとらい | × | ● | ● | ● |
4 | CHOAD | coa-dou | こあどぅ | × | ● | ● | ● |
5 | COSAL | co-za | こーざ | × | × | ● | ● |
6 | MENTAR | men-tao | めんたお | × | × | ● | ● |
7 | EHTEL | ei-tao | えいたお | × | × | ● | ● |
8 | HCIN | shin | しん | × | × | × | ● |
人称表現 †
一般人称 †
単語 | 読み | 意味 |
一人称 |
ah | あー | 拝(ジェノム) |
ih | いー | 私(人間) |
ih-cyen | いーしぇん | 私達(人間達) |
二人称 |
iyon | よん | 貴方貴女(二人称の人間呼称) |
iyon-cyen | よんしぇん | 貴方たち(二人称の人間呼称) |
won | うぉん | 貴拝(二人称のジェノム呼称) |
won-nh-tah-ren | うぉんぬたーれん | 貴敬(二人称のジェノムで自分より螺旋数が多い) |
三人称以上 |
iyon-cyen | いょんしゃん | 彼ら彼女ら(三人称の人間呼称) |
iz | いず | みんな(人間) |
詩人称 †
単語 | 読み | 意味 |
同調称(全て一人称) |
ahih | あい | 拝と宿主(詩中の通常の「私」) |
ahih-nh-won | あいぬうぉん | (拝と宿主)と貴拝(フレンド相手) |
ahih-nh-xxx-nh-xxx | あいぬxxxぬxxx | (拝と宿主)と○○と○○(フレンド相手) |
ahih-cyen | あいしぇん | 拝達と宿主(チェイン中) |
結合称(全て一人称) |
ah | あー | 拝(詩中の通常の「私」) |
ah-cyen | あーしぇん | 拝達と宿主(チェイン中) |
神呼称 |
n | ん | 御魂(神=コーザル) |
<語源>
a=ジェノム
i=人間
cyen=複数の
n=偉大なる者(発音しにくい)
yon=二人称的表現
単語の作り方 †
今作ではアルファベットに想いがこもっています。
アルファベットは元々ルーンとしての意味があったものですから、それを組み合わせて想いのこもった単語を作っていきます。
ただ、あまりに厳密な定義をしてしまうと単語が作りにくくなりますので、以下のことだけ頭の片隅に留めて置いてください。
母音 †
母音はこの世界では「六方(ろっぽう)」と呼ばれる、「この世界の理を表現する文字」です。
この言語の黎明期、人々はこの世界は6つの方角で構成されていると考えていました。
それが「東西南北去来」です。東西南北は現在の我々の世界でもお馴染みですが、そこに去来(過去と未来)が入ります。
また、それぞれの方位には、エネルギーの意味があり、そのエネルギーを得たければその方位へアプローチする、という考えがあります。
それらをまとめたのが以下になります。
母音 | 方角 | 神 | 司るもの |
A | 来 | 麒麟 | 生命、魂(H波) |
I | 東 | 青龍 | 存在、物質(D波) |
U | 西 | 白虎 | 和、繋がり、想い(U波) |
E | 南 | 朱雀 | エネルギー(Tz波) |
O | 北 | 玄武 | 時空間(R波) |
N | 去 | | 虚無(無) |
子音 †
子音にもそれぞれ、六方に対して装飾する形の意味がありますが、現在ではそれらの厳密な定義は失われ、以下のような傾向だけが残っています。
今では子音というものよりも「発音」という考え方が重視されています。
発音種 | 該当文字 | 読み | 傾向 |
閉音 | M | ま | 冷静な感じ。閉じこもった。 |
擦音 | S | さ | 優しい、愛情表現的な。 |
拗音 | YJV | じゃ、う゛ぁ、ゃ | 活発的な感じ。開放的。「じゃ」などの場合は、濁音意味も含む。 |
爆音 | PT | ぱ、た | 突発的な。勢いの良い感じ。エネルギッシュ。 |
濁音 | BDGX | ばだがざ | 攻撃的な意思表示。怒りの象徴。 |